NHK BS1 15.07.27 14:00 – 14:28 (28分)
中央アジアのキルギスは、中国の安い製品を輸入し旧ソ連諸国に輸出する中継貿易で栄えてきた。しかしロシアと中国の新たな政策のはざまでバザールが岐路に立っている。
中央アジアの国キルギスは、ソ連崩壊後、中国の安い製品を輸入し旧ソ連諸国に輸出する中継貿易で栄えてきた。最盛期にはそうした売上げがGDPの3分の1を占めたほどだ。しかし、プーチン大統領が「ユーラシア経済連合」を推進し、習近平主席が「一帯一路」政策を打ち出すなど、大国の外交政策のはざまで揺れている。首都ビシュケクの郊外にあるユーラシア最大と言われるドルドイ・バザールで人々の苦悩を見つめる。