フジテレビ 2015.09.23 19:00 – 21:54 (174分)
中央アジアで伝わる「誘拐婚」 ~カメラが見た「誘拐の瞬間」~
世界で起きている誘拐事件のリアルドキュメントをVTRで紹介。誘拐や救出の瞬間を捉えた映像を基に、家族の奪還を目指す人々や、誘拐犯と闘った人々の救出劇に迫る。また、”誘拐大国”アメリカの誘拐事件捜査の最前線や、映画のようなFBIの奪還劇、児童誘拐が多発する中国の実態などを紹介する。
去年、13歳未満の連れ去り事件が9年ぶりに100件を超える(警察庁発表)など、今日本では子供の連れ去り・誘拐事件が増加傾向にある。しかし、世界各地で報告される誘拐事件の現状はもっとすさまじい。アメリカでは年間46万人超(2014年)、中国では年間20万人の子供たちの行方が分からなくなっているという(2013年)。中南米では身代金目的の誘拐が、”日常茶飯事”と化している。
この番組は、世界中で映像に記録された「誘拐の瞬間」「救出の瞬間」映像をきっかけに、世界各地で誘拐と闘う人々に密着取材する。「ある日突然、愛する家族を奪われたら…」。凶悪な誘拐犯を追い、大切な家族を奪い返す人々と奇跡の救出までを追ったドキュメント番組である。
中央アジア一帯で伝統的に続く「誘拐婚」。集団で気に入った女性を拉致し自宅に連行、一族で説得し、その場で結婚式を挙げるという因習が存在する。番組が取材したキルギスでは、年間1万2000人が被害にあっているという。誘拐された家から命からがら逃げだした女性が語る恐怖と怒り…番組では「誘拐婚」の犯行の一部始終を捉えた映像を入手した